勉強と部活では、実は本質は同じ

運動部の皆さんも文化部の皆さんも、大会などがある部活については、大会に向けてどのように練習に取り組みますか？

直前だけほんの少しやればいいと思いますか？

答えは「No」です。


恐らく皆さんは週に何回も継続して練習していると思います。

継続することで、少しずつ力がついてきて、本番で力が発揮できると思います。


これは、勉強でも同じです。

直前だけ勉強する人は大体成績がよくありません。
よかったとしたらそれはその場しのぎのたまたま、偶然です。（これは部活にもあるかもしれません）

毎日コツコツ継続することで知識が定着し、テスト本番でようやく解けるようになります。

部活で今よりも成績を上げるためには、どうしていますか？

今の自分を超えるためには、今自分ができないことができるようにならなければなりません。

そして、できないところをできるようにするために、何が原因でどういう練習をすればできるようになるのかを分析し、そして実践したあとにできるようになっていたか振り返り、またそれを繰り返す。

このサイクルができるようになっている人が、部活で今の自分を超え、いい成績を上げていることが多いです。


勉強でも同じです。

成績を上げるために、今自分ができない内容ができるようにしなければなりません。

そして、できない内容をできるようにするために、何が原因でどういう勉強をすればできるようになるのかを分析し、そして実際に勉強した後にできるようになっていたか振り返り、またそれを繰り返す。

これが、勉強で成績を上げていくために必要な考え方です。

そして、「①コツコツと努力を継続する」「②できないところを分析してできるようにする」という2つのポイントを行うことが、部活でも勉強でも結果を出すための共通ポイントです。

そして、①②を実際に実行することが、多くの人にとっては苦手であるようです。

だからこそ、成績が上がる人と上がらない人が出てきてしまいます。


なかなか成績が上がらない人は、①②がきちんとできているかを振り返ってみましょう。

ここまで、部活と勉強が共通しているポイントをご紹介しましたが、違っているところもあります。

一番の違いは、使う部位が違うことです。

部活では体を使うことが多いですし、勉強では頭を使います。
（もちろん勉強に関する部活は頭を使うので一概には言えませんが・・・）

ですが、大きく違うのはここくらいです。

種目、分野ごとの細かいテクニックなどはあるでしょうが、基本的なところは同じだと思います。