皆さんは“ビジネス文書検定”という検定試験を知っていますか??
商業高校生や総務、人事部門の社会人の方は耳にしたり、受験したことがあるかもしれません。
今回は、これからビジネス文書検定に合格したいと思っている皆さんへ、ビジネス文書検定がどのような検定なのか、その概要についてご紹介していきます。
ビジネス文書とは?
社会人で働いている方は普段目にすることが多いとは思いますが、商業高校に通われている高校生の方は知識で走っていても実際に目にすることは少ないと思うので、まずは簡単にご紹介します。
ビジネス文書とは、起業や団体が社内で業務を円滑に正しく伝達・実行したり、外部へ伝達するための文書のことを言います。
ビジネス文書とは、起業や団体が社内で業務を円滑に正しく伝達・実行したり、外部へ伝達するための文書のことを言います。
"社内文書”と"社外文書”
ビジネス文書は大きく分けると“社内文書”と“社外文書”の2種類があります。
社内文書→会社内に向けた文書
社外文書→会社外に向けた文書
簡単にはこのようなイメージです。
また、それぞれの文書の具体例は以下の通りです。
○社内文書
・案内文書(セミナー開催案内)
・依頼文書(社員派遣の依頼)
・報告書(出張報告書)
・届出(欠勤届)
・稟議書(決裁書)
・議事録(会議議事録) 等
○社外文書
・社内通信文書(案内状、注文状、督促状、礼状)
・社外文書(招待状、挨拶状、紹介状) 等
社内文書→会社内に向けた文書
社外文書→会社外に向けた文書
簡単にはこのようなイメージです。
また、それぞれの文書の具体例は以下の通りです。
○社内文書
・案内文書(セミナー開催案内)
・依頼文書(社員派遣の依頼)
・報告書(出張報告書)
・届出(欠勤届)
・稟議書(決裁書)
・議事録(会議議事録) 等
○社外文書
・社内通信文書(案内状、注文状、督促状、礼状)
・社外文書(招待状、挨拶状、紹介状) 等
仕事で目にする書類はだいたいビジネス文書
テレワークが最近話題になり紙の削減等が叫ばれております。
そんな中で、紙での文書作成は無くなるかもしれませんが、社内、社外で様々な内容を伝達、通達することは無くなりません。
ですので、社会人にになったら目にすることが多くなるもの、それがビジネス文書です。
そんな中で、紙での文書作成は無くなるかもしれませんが、社内、社外で様々な内容を伝達、通達することは無くなりません。
ですので、社会人にになったら目にすることが多くなるもの、それがビジネス文書です。
ビジネス文書検定とは?
ビジネス文書では、その文書を届ける相手に対して、情報を正確に、簡潔に、わかりやすく伝える必要があります。
誤った情報、難しい言い方が多い情報、わかりにくい情報は、内容を理解するために時間がかかります。
仕事の中では無駄な時間を人に与えることは相手に迷惑をかけることとなります。
そういったことを防ぐために正確に、簡潔に、わかりやすく情報を伝えられるようにならないといけません。
その能力を図るのが「ビジネス文書検定(正式:ビジネス文書技能検定)」です。
※全商ビジネス文書実務検定とは異なります。
誤った情報、難しい言い方が多い情報、わかりにくい情報は、内容を理解するために時間がかかります。
仕事の中では無駄な時間を人に与えることは相手に迷惑をかけることとなります。
そういったことを防ぐために正確に、簡潔に、わかりやすく情報を伝えられるようにならないといけません。
その能力を図るのが「ビジネス文書検定(正式:ビジネス文書技能検定)」です。
※全商ビジネス文書実務検定とは異なります。
級
1、2、3級の3つの級があります。
受験者の目安は、
3級:新入社員~3年目
2級:中堅社員
1級:管理職
です。
2、3級では文書の作成技能が中心となり、1級は加えて文書の添削技能が含まれてくるので、以上のような目安となります。
受験者の目安は、
3級:新入社員~3年目
2級:中堅社員
1級:管理職
です。
2、3級では文書の作成技能が中心となり、1級は加えて文書の添削技能が含まれてくるので、以上のような目安となります。
試験範囲
大きくⅠ、Ⅱ、Ⅲの技能が試験範囲となっています。
Ⅰ:表記技能(総合・用字・用語・書式)
Ⅱ:表現技能(正確な文章・わかりやすい文章・礼儀正しい文章)
Ⅲ:実務技能(社内文書・社外文書・文書の取り扱い)
以上の3種類の技能を試験ではかることになります。
Ⅰ:表記技能(総合・用字・用語・書式)
Ⅱ:表現技能(正確な文章・わかりやすい文章・礼儀正しい文章)
Ⅲ:実務技能(社内文書・社外文書・文書の取り扱い)
以上の3種類の技能を試験ではかることになります。
試験方法
すべて筆記試験(選択式と記述式)です。
全商ビジネス文書実務検定のパソコン入力とは異なります。
全商ビジネス文書実務検定のパソコン入力とは異なります。
試験日
7月、12月の年2回です。(少しずれる場合もあります)
受験料
3級:2,800円
2級:4,100円
1級:5,800円
1級と2級、2級と3級などダブル受験が可能ですが、金額的にお得にはなりません。
2級:4,100円
1級:5,800円
1級と2級、2級と3級などダブル受験が可能ですが、金額的にお得にはなりません。
受験資格
受験資格はありません。誰でも受験することができます。
基本的には「社会人」と「商業高校生」、「就活を控えた大学生」が受験しているイメージです。
基本的には「社会人」と「商業高校生」、「就活を控えた大学生」が受験しているイメージです。
合格基準
試験範囲Ⅰ~Ⅲの3領域それぞれの得点が60%以上のときに合格となります。
※3領域
Ⅰ:表記技能(総合・用字・用語・書式)
Ⅱ:表現技能(正確な文章・わかりやすい文章・礼儀正しい文章)
Ⅲ:実務技能(社内文書・社外文書・文書の取り扱い)
※3領域
Ⅰ:表記技能(総合・用字・用語・書式)
Ⅱ:表現技能(正確な文章・わかりやすい文章・礼儀正しい文章)
Ⅲ:実務技能(社内文書・社外文書・文書の取り扱い)
試験時間
3級:2時間10分
2級:2時間20分
1級:2時間30分
途中退席も可能です。
1級のみ記述が多いため時間がかかりますが、2、3級はそこまで時間がかかりません。
2級:2時間20分
1級:2時間30分
途中退席も可能です。
1級のみ記述が多いため時間がかかりますが、2、3級はそこまで時間がかかりません。
合格率
3級:80%後半
2級:60%中盤
1級:30~30%後半
2、3級は比較的簡単なレベルです。
1級は難しいので、かなり勉強が必要となります。
2級:60%中盤
1級:30~30%後半
2、3級は比較的簡単なレベルです。
1級は難しいので、かなり勉強が必要となります。
筆者の場合
筆者であるPBstudy代表の下村は、1、2、3級すべて合格しております。
○受験時期
3級:社会人1年目の12月
2級:社会人2年目の7月(優秀賞獲得)
1級:社会人2年目の7月(2級と同時受験)
受験したきっかけは、仕事で必要な能力だと感じ、勉強する必要があると判断したからです。
私は大学を卒業して会社に入社後、総務部に配属されました。
総務部では社内、社外へ文書を頻繁に作成するため、1年目の時になかなかうまく作成することができる悩むことが多かったのです。
そんな時にこの検定と出会いました。
この検定の勉強をして、文書作成技能を高めよう!と急に意識を高く持ち始めたのがきっかけです。
(本当はうまく作れずよく怒られていて、怒られたくないというのが本音ですね・・・)
○受験時期
3級:社会人1年目の12月
2級:社会人2年目の7月(優秀賞獲得)
1級:社会人2年目の7月(2級と同時受験)
受験したきっかけは、仕事で必要な能力だと感じ、勉強する必要があると判断したからです。
私は大学を卒業して会社に入社後、総務部に配属されました。
総務部では社内、社外へ文書を頻繁に作成するため、1年目の時になかなかうまく作成することができる悩むことが多かったのです。
そんな時にこの検定と出会いました。
この検定の勉強をして、文書作成技能を高めよう!と急に意識を高く持ち始めたのがきっかけです。
(本当はうまく作れずよく怒られていて、怒られたくないというのが本音ですね・・・)
新社会人や商業高校生におススメの検定!
以上のように、ビジネス文書検定についてご紹介しました。
この検定は有名な秘書検定を主催している協会が主催しているので、そこから知る方もいることでしょう。
商業高校生は全商のビジネス文書実務検定を優先しないといけないのでもしかしたら受験しないことになるかもしれません。
ですが、社会人の方であれば特に支障なく受験できると思いますので、特に新社会人の方でビジネス文書の知識を知りたいと考えている方はぜひ受験することをおススメします!
この検定は有名な秘書検定を主催している協会が主催しているので、そこから知る方もいることでしょう。
商業高校生は全商のビジネス文書実務検定を優先しないといけないのでもしかしたら受験しないことになるかもしれません。
ですが、社会人の方であれば特に支障なく受験できると思いますので、特に新社会人の方でビジネス文書の知識を知りたいと考えている方はぜひ受験することをおススメします!