4月になると新しい学年での生活がスタートします。
そうなるとやはり不安なのが、「勉強についていけるか？」ということだと思います。
その不安を無くすためにまず考えることが、「授業についていけるようにしたい！」ということです。
そのために買うべきか買わないべきか迷ってしまうもの、それが『教科書ガイド』です。
✅学校の授業についていけるようにしたい！
✅予習を素早く終わらせられるようになりたい！
✅定期テストで点数を取れるようになりたい！
このような目的で教科書ガイドを購入しようという人が多いと思います。
ですが、教科書ガイドは安くて1冊1,500円、高くて1冊3,000円近くする高価なもの。複数科目分を買おうものなら1万円以上は余裕でかかってきてしまいます。
それなのに、それだけお金をかけても
✅定期テストの成績が上がらない…
✅予習が全然うまくいかない…
このような意見を周りで耳にすることも。
教科書ガイドを購入するべきか悩んでしまいます。
今回は教科書ガイドを購入するべきか迷っている中高生の皆さん・保護者の皆さんが「教科書ガイドは買った方がいいのか？」について塾長が皆さんの疑問にお答えいたします！
塾長は高校で教科書ガイドを購入し使った経験があるので、教科書ガイドのいいところも悪いところも詳しく知っています。なので、「塾長の体験談」や「教科書ガイドの正しい使い方」「教科書ガイドに向いている人・向いていない人」もあわせてご紹介していきます。
【PBstudy1週間無料体験授業＆入塾のお申し込み先】
そもそも教科書ガイドとは？
『教科書ガイド』とは、学校の教科書の内容について、少し詳しい内容や補足情報が書かれている本のことです。
内容としては、英語の日本語訳や古文の現代語訳、練習問題/応用問題などの解答や解き方が記載されていることも多く、授業で当てられたときに答えられるようにするために購入する方もいます。
Q.教科書ガイドは買った方がいいのか？
それでは早速、教科書ガイドは購入するべきなのか、塾長がお答えします。
A.塾長の答え
✅基本おススメしない
✅どうしても使うなら、学校の予習の時に、全く内容の意味が分からなかったり、基礎がないときは使ってもいいが、教科書ガイドに頼りすぎない
これが塾長の答えです。
その理由は以下の通りです。
✕：自分で考える力が身に付かず、実力がつきにくい
簡単に言うと、教科書ガイドには、教科書の内容の答えやヒントが書かれています。
なので、それを持っていれば、わからないところがあってもガイドを見れば答えがわかるので、ずーっとわかるまで考え込むことが無くなります。つまり、考えすぎる長い時間を省略することができます。
しかし、いつも教科書ガイドに頼り切ってしまうと、常に答えを見てしまう癖がついてしまう恐れがあります。近くに楽に済むものがあるわけです。そうなればついつい使ってしまいたくなるのが私たち人間です。
そして、ついついガイドを使って答えをすぐに見る癖がついてしまうと、自分で問題の答えを考え出す力が身に付かなくなります。
つまり、勉強という練習段階で答えを見て楽になっても、最終的な目的であるテスト本番で解けるようにする力は身に付かず、最終的にはよくない結果につながるということです。
本来勉強して力を身につけるまでには時間がかかり、一歩ずつコツコツと我慢強く継続しないといけないのが勉強です。
ですが、その我慢強く頑張る過程をすっ飛ばして楽をしているので、勉強した内容を一発で完璧に理解できる天才以外は痛い目を見る危険を抱えています。
○：全く基礎や知識が無いはじめの頃には、考え方や知識を知ることができる
はじめの頃は、塾で先取りで勉強していたり、事前に予習を相当していない限り、その教科/科目の基礎知識や基本の考え方、勉強の進め方は全くわかりません。
知らないものを知れ！と言われても考える材料がない人には無茶な話です。
でも授業以外で教えてくれる人がいない人は、わからなくても自分の力で勉強しなければなりません。
そんな人の助けになるのが「教科書ガイド」です。
教科書ガイドは、教科書の説明や練習問題についてすごく丁寧な解説が書かれています。
この丁寧な解説によって、「このような問題は、こういう考え方をしてこうして解く」というのが初心者でも理解できるようになります。
【PBstudy1週間無料体験授業＆入塾のお申し込み先】
教科書ガイドを使った体験談
まずはじめに、「教科書ガイドは買った方がいいのか？」という疑問に対して「おススメしない」と塾長が回答しました。これは、まったく教科書ガイドに触れたことがない人間が言っているわけではなく、きちんと塾長の「高校生で教科書ガイドを使っていた」経験に基づいた回答です。
続いては、教科書ガイドを使った塾長の体験談をご紹介します。
塾長は高校生1年生～2年生の途中まで教科書ガイドを使っていました。
それではその時の体験談を
①教科書ガイドを使った目的
②教科書ガイドの使い方
③教科書ガイドを使った感想
の順に説明していきます。
①教科書ガイドを使った目的
高校生当時の塾長の状況としては、
✅塾には通っていない
✅周りに教えてくれる人はいない（独学）
というものでした。
そのため、高校から新しく始まる科目含め、自分だけで勉強しなければなりませんでした。
ですが、文法や訳などは事前知識もなく、これから勉強していくという状況です。
また、授業では教科書の内容や問題について先生が生徒の誰かに当てる方式をとっていることが多かったです。
筆者は当時、「当てられて答えられないと恥ずかしい」とあまり良くない考え方をしていたため、予習でどうしても正しい答えを必要としていました。
そして、「教科書ガイド」という、訳や問題の答えが書いてある“宝物”を見つけました。そこに求めていた答えがあったのです。
そのため、「授業で当てられても、正しい答えを答えられるようにする」ことが教科書ガイドを使った目的です。
②教科書ガイドの使い方
筆者が教科書ガイドを使った科目は、英語、古文、漢文の3科目です。
この科目を選んだ目的としては、
○英語→教科者の本文の日本語訳を知りたかったから
○古文→教科書の本文の現代語訳を知りたかったから
○漢文→教科書の本文の書き下し文、現代語訳を知りたかったから
というものです。
そのため、各科目予習のため、ノートに本文を書き写し、その後に自力で訳そうとせず、教科書ガイドの訳をそのまま写すという使い方をしていました。
高校2年生になっても一応教科書ガイドを買い、使っていました。
しかし、その時には少しずつ文法や単語の基礎が身に付き始めており、ガイドが無くても訳せるようになってきたので、本当に自分の訳の方向性があっているかの確認用でしか使いませんでした。
③教科書ガイドを使った感想
感想としては、
「予習を乗り切るためには便利だった」ということです。
訳については、先生の好みがあり一部修正されることもありましたが、基本的に間違えることはほとんどないので、変な答えをして恥ずかしい思いをすることはありませんでした。
つまり、「授業で恥ずかしい思いをしない」という本来の自分の目的は達成できました。
文法や単語の基礎知識が全くない時期には知らないとそもそも訳せなかったため、教科書ガイドのおかげで基礎の訳し方を知ることができたのがよかったところです。
しかし、いつまで経っても教科書ガイドに頼り切ったために、単語や文法の基礎を身に付けて自分で訳す努力をあまりしていなかったため、基礎が身に付くのも遅く、教科書ガイドに頼るので自分で訳す力もあまり身に付きませんでした。
その結果として、学校の定期テストや実力テスト、さらには模試でもあまりいい成績を取ることができませんでした。
以上をまとめると、その場しのぎにはよかったけど、間違った使い方をしていたために、長い目で見ると力が身に付かなかったというあまりよろしくない結果でした。
【PBstudy1週間無料体験授業＆入塾のお申し込み先】
教科書ガイドに向いている人、向いていない人
さいごに、教科書ガイドを使うのに向いている人、向いていない人についてご紹介します。
教科書ガイドに向いている人
①全くの初心者で、文法や基礎知識がない人
授業では基礎知識をサラッとやってすぐ本題に入ってしまう先生も一定数います。けれども、基礎部分がすぐに理解できなかった場合は、そのあとの本題も理解できなくなる可能性があります。
そうならないために、基礎をしっかり理解できるようになりたいと思っている人には、わかりやすい解説が書かれている教科書ガイドを使用した方が実力が身に付くので、使用しても問題ありません。
②学校以外で、周りに教えてくれる人がいない人
塾などに入っていない人は、わからないところがあっても聞く人がいません。自分で解決しないといけません。教科書ガイドには内容を理解するための解説が書かれているので、周りに教えてくれる人がいない場合は、教科書ガイドを見て理解を深めることができます。
③自分の考えた答えや訳が本当にあっているか不安だから少し確認したい人
このような人は、まず初めに自分で答えを考えることをきちんとしており、自分の考えが大きく間違っていないかを調べるために使用しています。この場合、自分で考える力も、その後向上する力を備えているので、実力をつけるのに正しい使い方をしています。
④授業の後に、聞き逃したところなどを家で復習したい人
「授業で一部聞き逃してしまった、何とかそこの部分がわかるようになりたい」という人は問題ありません。授業のスピードが急に変わったり、メモをたくさんしていたなど、どうしても聞き逃してしまうことは起こります。そういう人は、きちんと授業内容を聞いて理解しようとする姿勢があるので、使用してもまったく問題ありません。
教科書ガイドに向いていない人
①予習だけを乗り切れればいい/乗り切りたいと考えている人
前半でもお話ししましたが、教科書ガイドは使い方を誤ると、ただ楽だけして最終的に実力が付きにくくなる危険を抱えています。長い目で見て実力をつける目的で勉強するのではなく、近い目線でしか見ず、授業で当てられたときに対応するためだけに使おうとしている人は本来の勉強の目的を間違えているので、使うことに向いていません。
②予習の時に、自分で答えや訳を考えようとしない人（訳や答えをそのまま写すなど）
一つ上でもお話ししましたが、最終的に本番で解けるようになるための実力を身につける目的が勉強にはあります。そして、予習は自分で答えを考えることを繰り返すことで、実力をつけるのにうってつけです。
ですが、自分で答えを考えようとしない人は、教科書ガイドの内容に頼り切って、自分で考えることが少なくなり、結果として実力が付きにくくなります。
自分から実力をつける機会を手放していることになるので、そのような人は自分で考える場を意識的に作るためにも、教科書ガイドを使用しない方がいいです。
教科書ガイドは実力がついてきたら手放そう
塾長は自身の経験を踏まえて教科書ガイドをおススメしません。
ですが、教科書ガイドは使い方さえ間違えなければとても素晴らしい参考書です。
上の内容を参考にして、自分の実力が付くために必要だと思えば購入してみましょう。
例えば、基礎知識が全くなく、自分の力で勉強を進めていこうと考えている人は、最初のうちには教科書ガイドを使うことで、理解度/理解スピードをUPさせることができるので、購入してみてもいいかもしれません。
ですが、ある程度基礎が身に付いてきた人や授業で当てられたときに楽したいだけの人は、教科書ガイドに頼りすぎてしまうと、テストや入試本番で目標を達成するために必要な実力が身に付きにくくなります。
勉強して自分が達成したい最終目標は何なのか？をしっかりと考えたうえで、基礎ができてきたら教科書ガイドを少しずつ手放していくようにしましょう。
また、予習で完璧にやろうとまじめに考えてしまい教科書ガイドを手放せない人は、その考えを無くす努力から初めてみましょう。
予習で自分で考え、授業でどこができていてどこができていないかを知る、という流れが自分の実力をUPさせることにつながるので、諦めずコツコツと勉強を続けることをおススメします。
テストで成績を上げたいならオンライン個別指導塾PBstudyにお任せください！
「教科書ガイドは買うべきか」の悩みは解決できた…
でも、いざテストで成績を上げていきたいと思っても、正しい勉強のやり方がわからなければ、成績は思うように上がりません。また、勉強のやり方だけでなく、勉強スケジュールの管理や勉強習慣の定着も無ければ、ただ普通の塾には行っても成績は上がりません。
『テストで成績を上げるための勉強のやり方がわからない！』
そのような方のために、オンライン個別指導塾PBstudyが皆さんを成績大幅アップへと導きます！
PBstudyの特徴としては大きく5つあります。
✅完全オンライン授業で、新型コロナ感染の心配なく授業を受けることができ、休校中でも勉強の遅れの心配ゼロ！
✅生徒一人ひとりに合わせたマンツーマン指導で、あなたの学力レベルに合わせた「あなただけの勉強指導」をお約束！
✅「テスト成績アップという目標」達成のために、勉強のプロが「成功への最短コース」となる勉強法を余すことなく伝授！
✅「勉強スケジュール管理」＆「毎日宿題小テスト」で効率的に勉強習慣＆授業内容の定着度アップ！
✅部活やクラブの練習で忙しくても、夜遅くや早朝に授業を受けられる！
PBstudyだからこそ皆さんをサポートできると自負しています！
このブログをご覧いただいた皆さん限定です。
PBstudyの授業や勉強指導について興味がある保護者の方、実際に授業を受けてみたい中学生の方は、
1週間の無料体験授業を実際に体験することができます！下記よりお気軽にお申し込みください。
また、テスト勉強のやり方について質問がございましたら、下記からお気軽に質問してください！
PBstudyと一緒に、テスト成績アップを目指してみませんか？
【PBstudy1週間無料体験授業＆入塾のお申し込み先】
【PBstudy情報】
コンセプト：部活生・クラブ生専門のオンライン個別指導塾
拠点：愛知県を中心に、東海地区だけでなく日本全国対応可
キーワード：オンライン授業/個別指導/マンツーマン/学習塾/両立/部活/クラブ/高校受験/大学受験/定期テスト
HP：部活生・クラブ生専門のオンライン個別指導塾PBstudy
塾長：下村遼（シモムラハルカ）【名古屋大学文学部卒/過去70名以上の小・中・高校生の指導経験有/陸上競技】
お問合せ先：Tel:080-8735-7618 （受付時間：平日→16：00～21：00/土曜日→9：00～12：00）
E-mail:pbstudy2021@outlook.jp （受付時間：年中無休）