受験生が志望校に合格するための7つのポイント【すぐに実践できる！】

受験の時期はある程度決まっているので、そこまでに合格できるだけのレベルに達していなければいけません。
そして、合格レベルに達するためにも「今自分がどこまでできるようになっているか」「どこまで勉強できているか」などをきちんと考えて管理する必要があります。

なので、受験勉強を進めるときには、自分の勉強計画をしっかり立てて、定期的に見直すことが大事です。
計画の中には、
○目標（どの学校を目指すか？どれくらいの偏差値になったらいいか？）
○勉強の優先順位（どの科目、単元を重点的に勉強するか？）、
○勉強スケジュール（1年単位、3か月単位、月単位、週単位、1日単位など）
○勉強で使う教材（参考書、問題集、過去問など）
などがあります。

もし自分だけ考えるのが難しいなら、学校/塾の先生や保護者などと一緒に考えてみましょう。別の視点から意見を聞くことができます。
（ただし自分のやり方を押し付けるだけの人には要注意です。）

受験勉強で合格レベルに達するためには、自分に合った勉強のやり方を見つける必要があります。

これまで自分ができなかったものをできるようにしないといけないので、自分に合わない勉強をしていてはいつになってもできない危険があります。
逆に遠回りになることもあります。

受験勉強できる期間は限られています。
その時間を有効活用するためにも、自分に合った、自分が得意な勉強スタイルを探すことが一番の近道です。

ただし、自分に合った勉強のやり方はそう簡単に見つからないので注意が必要です。

中学生、高校生の皆さんが勉強するときの一番の敵、それはスマホです。

この記事を読む方のほとんどはスマートフォン（スマホ）を持っているのではないでしょうか？
一度確認してみるとわかりますが、皆さんはスマホにたくさんの時間を使っています。
友達との連絡、SNS、動画視聴、ネットサーフィン、時間つぶし・・・・数えればきりがありません。
スマホにはついつい時間を使わせてしまう魅力があることもわかります。

ですが、スマホを見ているということは、その分勉強できる時間が減るということです。
「勉強の質を高めればいいじゃないか！」という方もいますが、あるレベル以上の人でないと難しいです。
成績を上げて志望校に合格するためには、合格までの差が大きければ大きいほど、勉強しないといけないことがたくさんあります。
そして、たくさん勉強するには、たくさんの勉強時間が必要となるのです。

そしてたくさんの勉強時間を確保するためには、多く時間を使っていて、優先順位が低いものを自分で削るしかありません。
それが「スマホを使う時間」です。
これは自分の意識の持ちようで変わるので、どこかで覚悟を決めて気合を入れる必要があります。

もし「スマホが手から離れない」「どうしてもスマホを見てしまう」という方は、勉強中保護者の方に管理してもらうようにしてください。

受験勉強は、3年生になってから始めるとすると、約1年という長い期間続きます。
長く続くと、どうしてもどこかでだらけたり、気持ちが緩んでしまうことがあります。

一番最悪なのが、気持ちが緩んだ状態が続き、勉強も集中が切れて緩んでしまうことです。

そうならないためにも、
○勉強するところは集中して勉強する
○休憩するところは休憩する
この2つをメリハリをつけることが必要です。

このメリハリは、自分の気持ち次第でどうにでもなってしまうからこそ、きちんとしていかないといけません。
何かすいっちとなる動作を決めておくとメリハリをつけやすくなります。
（例）耳栓を付けたら勉強を始める

受験勉強をする中で、その時の実力がどれくらいかを知るために、模擬試験を受けることになります。
もちろん周りの同級生たちも一緒に受けると思いますが、ここで注意したほうがいいことは、「他の人の成績に影響されない」ことです。

模試の成績表が返却されるとき、こんな場面が予想されます。
→たまたまいい成績を取れた人が、自分やまわりの人に「こんないい成績取れたぜ！」と自慢してくる

これは筆者も経験しましたが、こういう人はとてもうっとおしいです。
ついついその人の発言に一喜一憂されてしまい、勉強の調子が狂う可能性もあります。

模試はあくまでもその時点での実力であって、本番での結果とは直接関係ありません。
また、勉強の成果が出てくるタイミングも人それぞれです。
早く成果が出てくる人もいれば、少し遅いタイミングで出てくる人もいます。

受験本番で合格できるレベルになっていればいいので、こういう自慢ばかりしてくる人とは距離を置き、惑わされないようにしましょう。
（注意）反対に自慢する側にはならないようにしましょう

部活動でもそうですが、相手に勝つためには、敵の情報を知って、攻略する必要があります。
敵の実力、戦い方の特徴、弱点・・・
こういったことを一つ一つ分析して、自分たちならどう攻略して勝てるかを考えるはずです。

勉強でも全く同じことが言えます。
受験では、入試問題がこの敵にあたります。

入試問題という相手に勝つためには、
入試問題のレベル、頻出単元、問題形式、各年度の難易度傾向、配点・・・
さまざまな情報を調べて、自分ならどう攻略して合格できるかを考える必要があります。

やみくもに過去問だけを解くのではなく、相手を知ってから戦い始めることをおススメします。

長い受験勉強の中で、勉強を続けるために大事なのは、モチベーションを維持することです。

一度モチベーションが下がると、しばらく下がり続けて勉強しない状態になってしまうこともあります。
特に、限られた受験勉強時間の中で、勉強がストップするのは一番まずいことです。

モチベーションを維持するためにも、
○自分の合格後をイメージする時間を作る
（ホームページを確認する、入りたい部活のページを見るなど）
○息抜きの時間をきちんと作る
（部活やっている/やっていた人はその練習や音楽鑑賞など、すっぱり終われるもの）
などを実践してモチベーションを維持するように心がけてください。