4月になると小学校6年生だった人は中学1年生に、中学3年生だった人は高校1年生になり、これから始まる新しい生活に希望と期待をもっていると思います。
そのなかで、やはり心配なのは、「勉強についていけるのかな・・・?」ということだと思います。
「あの人、小学校だと成績が良かったのに中学校になったら成績落ちたね・・・」などと言われるのは嫌ですよね・・・
今回は、小学校から中学校、中学校から高校のへ進学しても勉強でつまづかないために、小学校、中学校、高校の勉強の違いと、勉強でつまづかないための対策について解説していきます。
勉強について不安がある方は是非ご覧ください。
小学校と中学校、中学校と高校の勉強の違い
それでは、小学校と中学校、中学校と高校の勉強の違いについて、
○小→中、中→高に共通する勉強の違い
○小→中での勉強の違い
○中→高での勉強の違い
の3つに分けて説明していきます。
○小→中、中→高に共通する勉強の違い
○小→中での勉強の違い
○中→高での勉強の違い
の3つに分けて説明していきます。
小→中、中→高に共通する勉強の違い
まずは、小学生から中学生になるとき、中学生から高校生になるとき両方に共通する勉強の違いをご紹介します。
①テストの教科/科目数が増える
中学生になると家庭科などの副教科も定期テスト教科となり、小学生の頃の勉強がいかに甘かったかを痛感することが多いです。
さらに、高校生になると「社会が日本史、世界史、地理、政治・経済」のように教科が科目に細かく分かれて、10個以上テストを受けなければならないこともあります。
さらに、高校生になると「社会が日本史、世界史、地理、政治・経済」のように教科が科目に細かく分かれて、10個以上テストを受けなければならないこともあります。
②内容が難しくなる
小学校から中学校、中学校から高校になるにつれて、勉強する内容の難易度がレベルアップします。主に、勉強して覚える内容やその内容の考え方がとても難しくなります。
また、レベルアップの仕方も、自分が思っているより2倍ほど難しく感じるので、内容を理解したり覚えたりするためにたくさんの時間をかけなければなりません。
また、レベルアップの仕方も、自分が思っているより2倍ほど難しく感じるので、内容を理解したり覚えたりするためにたくさんの時間をかけなければなりません。
③覚えることが比べ物にならないほど増える
これは、①と②が影響して増えます。
①では、増えた科目分だけ覚える内容が増えることになります。
②では、内容が難しくなるので、それだけ内容を深く細かいところまでたくさん覚えなくてはなりません。
勉強で覚えないといけない量は、
「覚える内容量=科目数×科目の内容量」
で出すことができますが、科目数と科目の内容量のどちらも増加しているので、単純に足し算ではなく掛け算で、覚える内容量が比べ物にならないほど増えていきます。
①では、増えた科目分だけ覚える内容が増えることになります。
②では、内容が難しくなるので、それだけ内容を深く細かいところまでたくさん覚えなくてはなりません。
勉強で覚えないといけない量は、
「覚える内容量=科目数×科目の内容量」
で出すことができますが、科目数と科目の内容量のどちらも増加しているので、単純に足し算ではなく掛け算で、覚える内容量が比べ物にならないほど増えていきます。
④部活のせいで無くなる時間が多くなる
③で覚えないといけない量が多くなることをお話ししましたが、それを覚えきるためには単純に勉強時間を増やさないといけません。
しかし、部活動に入っている方は部活の練習時間も増える厳しい状況になることが特徴です。
簡単に言うと、「覚える内容は増えたのに、勉強できる時間が部活のせいで少ない・・・」という八方塞がりの状況です。
しかし、部活動に入っている方は部活の練習時間も増える厳しい状況になることが特徴です。
簡単に言うと、「覚える内容は増えたのに、勉強できる時間が部活のせいで少ない・・・」という八方塞がりの状況です。
小学校と中学校の勉強の違い
次に、小学生から中学生になるときに特有の勉強の違いをご紹介します。
学年順位で他人との競争が始まる
私立は別として、公立の小学校では基本的にテストの学年順位が出ることはありません。
ですが、中学生になると、テストの結果から学年順位が出ることになります。
公開で貼りだされたり、成績表に順位が記載されるかどうかは学校によって違うと思いますが、先生に聞けば学年順位を知ることができます。
学年順位が出ることで、周りの同級生と競争しなければならない状況になります。
これは、順位が出ない小学校とは違う大きなポイントです。
ですが、中学生になると、テストの結果から学年順位が出ることになります。
公開で貼りだされたり、成績表に順位が記載されるかどうかは学校によって違うと思いますが、先生に聞けば学年順位を知ることができます。
学年順位が出ることで、周りの同級生と競争しなければならない状況になります。
これは、順位が出ない小学校とは違う大きなポイントです。
中学校と高校の勉強の違い
最後に、中学生から高校生になるときに特有の勉強の違いをご紹介します。
①入試を経て入学しているので、自分と同じレベルの人が集まる
私立中学の方は別ですが、公立中学の方は高校入試が初めての入試となります。
入試によって学力レベルが同じくらいの人が、その高校に集まります。
つまり、自分と同じくらいの学力の人が周りにいることになります。
そうなると、中学校までの学年順位がそのまま取れるとは限らなくなります。
同じくらいのレベルといっても多少上下があるので、大きく順位を下げることもあります。
筆者の例では、中学校では常に学年1ケタだったのに、高校では最初100位台となってしまい、その差にとても落ち込んだ経験があります。
中学まで取っていた学年順位から大きく変わる可能性があるので、落ち込みすぎないように注意が必要です。
入試によって学力レベルが同じくらいの人が、その高校に集まります。
つまり、自分と同じくらいの学力の人が周りにいることになります。
そうなると、中学校までの学年順位がそのまま取れるとは限らなくなります。
同じくらいのレベルといっても多少上下があるので、大きく順位を下げることもあります。
筆者の例では、中学校では常に学年1ケタだったのに、高校では最初100位台となってしまい、その差にとても落ち込んだ経験があります。
中学まで取っていた学年順位から大きく変わる可能性があるので、落ち込みすぎないように注意が必要です。
②ただやり方を覚えるだけでは通用しなくなる
小学校から中学校で勉強の内容量が増えますが、中学校から高校での勉強量の増え幅の方が比べ物にならないほど大きいです。
筆者個人の感覚ですが、小学校を1とすると、
中学校→10
高校 →100以上
くらいの感覚です。
イメージでいうと、高校の定期テスト1回分の勉強する量が、中学校の1年間に勉強する量と同じくらいのイメージです。
そうなると、中学生の時には、解き方などやり方をそのまま覚えるだけでなんとか正解できていた人も、そのやり方を続ければどこかで頭がパンクしてします。
筆者個人の感覚ですが、小学校を1とすると、
中学校→10
高校 →100以上
くらいの感覚です。
イメージでいうと、高校の定期テスト1回分の勉強する量が、中学校の1年間に勉強する量と同じくらいのイメージです。
そうなると、中学生の時には、解き方などやり方をそのまま覚えるだけでなんとか正解できていた人も、そのやり方を続ければどこかで頭がパンクしてします。
勉強でつまづかないための対策
ここまでは、小学校と中学校、そして中学校と高校での勉強の違いを説明してきました。
それでは、その違いでつまづかないためにはどうすればいいのか、その対策について次からご紹介していきます。
なお、ここからの内容は、保護者の方にも関わってくる内容なので、お子さんの今後のためにもぜひ知っていただきたいと思います。
それでは、その違いでつまづかないためにはどうすればいいのか、その対策について次からご紹介していきます。
なお、ここからの内容は、保護者の方にも関わってくる内容なので、お子さんの今後のためにもぜひ知っていただきたいと思います。
①勉強のやり方を見直して、自分に合った新しい勉強のやり方を探す
前半でご紹介した通り、進級するにつれて、勉強の内容、量、質すべてが大きく変わります。
周りの状況が変わるのに勉強のやり方は今まで通りだと、どこかで対応できなくなる可能性があります。
きちんと対応していくためにも、「それまでの勉強のやり方を見直して、合わないところは新しく自分に合うやり方を探す」ことが対策の1つ目です。
無理して自分に合わないやり方を続けるよりも、これが将来志望校に合格するために一番の近道となります。
1つ注意点があるとすると、「新しい自分に合った勉強のやり方は、すぐに見つかるとは限らない」ことです。
筆者の場合では、新しい勉強のやり方を見つけるのに約1年の月日がかかりました。
なかなか見つからなくても焦らず、試行錯誤しながら探していきましょう。
周りの状況が変わるのに勉強のやり方は今まで通りだと、どこかで対応できなくなる可能性があります。
きちんと対応していくためにも、「それまでの勉強のやり方を見直して、合わないところは新しく自分に合うやり方を探す」ことが対策の1つ目です。
無理して自分に合わないやり方を続けるよりも、これが将来志望校に合格するために一番の近道となります。
1つ注意点があるとすると、「新しい自分に合った勉強のやり方は、すぐに見つかるとは限らない」ことです。
筆者の場合では、新しい勉強のやり方を見つけるのに約1年の月日がかかりました。
なかなか見つからなくても焦らず、試行錯誤しながら探していきましょう。
②自分の身の回りの人に教えてもらう
これからの新しい学校生活のことは、また経験していないのでどれだけ考えても自分では正確にわかりません。
しかし、皆さんの周りには中学校、高校での勉強を経験してきた方がいると思います。そういった経験者のお話を聞いておくことが対策の2つ目です。
事前に知ることで、「ここは注意しないといけないな」と自分で対策を考えることができます。
聞く人には、保護者の方、部活の先輩、そして学校の先生など、自分が話しやすかったり質問しやすい人をおススメします。
しかし、皆さんの周りには中学校、高校での勉強を経験してきた方がいると思います。そういった経験者のお話を聞いておくことが対策の2つ目です。
事前に知ることで、「ここは注意しないといけないな」と自分で対策を考えることができます。
聞く人には、保護者の方、部活の先輩、そして学校の先生など、自分が話しやすかったり質問しやすい人をおススメします。
③保護者の方は、お子さんが成果を出せるようになるまで焦らずサポート
①②でお子さんが勉強でつまづかないための対策をご紹介しましたが、保護者の方のサポートがとても重要になってきます。
①については、お子さんがなかなか成果を出せなくても焦らず見守り、新しい勉強のやり方を見つけて結果が出てきたらお子さんを褒めていただくことが、お子さんの自信UPや成長につながります。
②については、自分のお子さんが質問してきたら、「こういうところが当時困ったよ」と優しく教えてあげてください。
決して、「そういうことは自分で考えなさい」と突き放したり、自分の時の考え方を押し付けたりせず、「じゃあどういうやり方をした方がいいと思うかな?」とお子さんがさらに主体的に考えるようなサポートをしてあげると、お子さんの成長を加速させます。
保護者の方だからこそできるサポートをお子さんにしてあげることで、お子さんは進学しても勉強でつまづく可能性が低くなります。
①については、お子さんがなかなか成果を出せなくても焦らず見守り、新しい勉強のやり方を見つけて結果が出てきたらお子さんを褒めていただくことが、お子さんの自信UPや成長につながります。
②については、自分のお子さんが質問してきたら、「こういうところが当時困ったよ」と優しく教えてあげてください。
決して、「そういうことは自分で考えなさい」と突き放したり、自分の時の考え方を押し付けたりせず、「じゃあどういうやり方をした方がいいと思うかな?」とお子さんがさらに主体的に考えるようなサポートをしてあげると、お子さんの成長を加速させます。
保護者の方だからこそできるサポートをお子さんにしてあげることで、お子さんは進学しても勉強でつまづく可能性が低くなります。
自分に合った勉強のやり方を見つけて、4月から最高のスタートダッシュを決めましょう
今回は、
○小学校と中学校、中学校と高校の勉強の違い
○勉強でつまづかないための対策
について解説しました。
小学校から中学校、そして中学校から高校に進学すると、周りの環境も、人も、勉強もすべてが大きく変わります。
そして、変化が大きいと、今まで通りのやり方や考え方では通用しなくて悩んでしまう場面がたくさん出てきます。
そんな時に、自分に合ったやり方を試行錯誤しながら探して、時には周りの人に教えてもらうことで、少しずつ成長することができます。
4月から新しい生活が始まって早速その悩みにぶち当たる人もいるかもしれませんが、今回の内容を参考にしていただいて、変化に対応できるように諦めず頑張っていただければ幸いです。
○小学校と中学校、中学校と高校の勉強の違い
○勉強でつまづかないための対策
について解説しました。
小学校から中学校、そして中学校から高校に進学すると、周りの環境も、人も、勉強もすべてが大きく変わります。
そして、変化が大きいと、今まで通りのやり方や考え方では通用しなくて悩んでしまう場面がたくさん出てきます。
そんな時に、自分に合ったやり方を試行錯誤しながら探して、時には周りの人に教えてもらうことで、少しずつ成長することができます。
4月から新しい生活が始まって早速その悩みにぶち当たる人もいるかもしれませんが、今回の内容を参考にしていただいて、変化に対応できるように諦めず頑張っていただければ幸いです。